SEOとリスティング広告の違いとあまり知られていない5つのリスティング広告

このページをご覧のあなたは、SEO とリスティング広告ではどちらが良いのかと悩んで居られるかもしれませんね。SEOは無料でできると聞いたし、リスティング広告は広告費が高騰していると聞いたし。たしかに悩みどころではあると思います。でもこの比較には無理があります。

SEO(エス・イー・オー)とは、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション
(英:Search Engine Optimization)の略です。

検索エンジン最適化の意味で、ユーザーが検索したキーワードでより上位に表示されるように、検索エンジンに評価される様に調整すること。

リスティング広告とは〔リスト+ing+広告〕

ある条件(リスト)にあったWEBページに表示される広告です。

リスティング広告が表示されるリストにはいくつかあって、その中の一つが検索結果のページに表示される検索連動型広告です。ただ、リスティング広告という言葉があまりにも有名になってしまったため、検索連動型広告=リスティング広告と一般的には捉えられています。本来は数あるリスティング広告の中に検索連動型広告もあるのに過ぎません。

ここであなたに是非知っておいていただきたいことがあります。それは・・・

インターネットユーザーが「検索している時間」はたったの5%残りの95%はコンテンツを閲覧している時間だという事実

検索ユーザーにリーチできる数は、検索連動型広告とSEOは同じ。ですから業界によっては直接購入に結びつくキーワードはどちらも競争が激しくなってきています。
※2014年現在スマートフォンの検索市場はまだガラ空きの業界もあります。
検索連動型広告の場合、直接購入だけに入札することも可能なので、即効性と費用対効果は高くなりやすい傾向があります。
リスティング広告を活用すると、残りの95%の時間にもリーチできる広告がたくさんあります。
中にはライバル企業がほとんど知られていないリスティング広告もあり、うまく活用すると高い費用対効果を発揮するような広告媒体もまだまだ存在しています。
このページでは、リスティング広告が表示されるリストにどのようなものがあるかを中心にお伝えしましょう。

リスティング広告が表示されるリストの種類

検索連動型広告 (Yahoo! スポンサードサーチ、Google Adwords)

リスティング広告の代名詞的な存在で最も基本的な配信方法。

表示される場所

Yahoo! Googleなどの検索エンジンにユーザーがキーワードを入力し、その検索
結果ページの上部・右側・下部に表示される。ニーズが顕在化しているユーザーがまさにほしいタイミングで情報を提供できるので高い訴求効果が見込めます。

その反面、ニーズが明確に言語化できているユーザーにしかリーチ出来ず、購入に結びつきやすいキーワードは一般的には検索数自体は少なく、競合商品とも比較されやすい。また広告設定が比較的容易なため、ライバルの増加により、キーワードによってはクリック単価が高騰しています。そのため成約率が高くライバルがまだ見つけていない"穴場のキーワード"を見つけるセンスが必要になります。

一般的にリスティング広告のキーワードが高騰していると言われているのは検索ネットワークの広告費を指しています。そのため今後は、基本的なリスティング広告の運用+アルファが必要になってきます。

詳しくは以下のページを御覧ください。
リスティング広告に失敗する理由
自社運用とプロ運用の差

コンテンツ連動型広告 (GDN Google ディスプレイ広告)

Googleが持っている広告枠と大手ポータルサイトや無数のブログなどに貼られているGoogle AdSense という広告枠に配信する方法。WEB上に無数にあるサイトの中から、テーマ・コンテンツに関連性の高い広告を配信できます。
広告と表示されるサイトと販売ページのテーマ(キーワード)を適切に設定することで、膨大なトラフィックを集めることが可能。ただし検索ネットワークとは全く違う概念で設定の難易度も高く使いこなせている広告主は少ない。

表示される場所

Ad by google と表示されている広告枠(google adsence)が貼られている大手ポータルサイトや個人ブログにテキスト広告やイメージ広告を配信する方法。

Google AdSenseの枠やGoogleが持っている広告枠に広告を配信できるシステム

テキスト、言語、リンク構造、ページ構造などの要因に基づいて、サイトのコンテンツとテーマを分析してセグメントし、特定されたWebページの主要なテーマと広告主の選択したキーワードや広告文をマッチングさせることで、関連性の高い広告を配信する仕組み
あらゆる規模のサイト運営者が Google の膨大な広告主ネットワークにアクセス可能に(2003年4月23日に買収した Applied Semantics 社の技術を導入し、GoogleAdSense が誕生)

URL直接指定 (GDN Google ディスプレイ広告)

手動ディスプレイ広告

表示される場所

指定したサイト

自動ディスプレイ広告が配信先サイトを自動で決めて配信するのに対して、URLを指定して配信する方法。このサイトのこのページのこの部分の広告枠というところまで指定可能。
上手く運用している企業は自動ディスプレイ広告で成績の良い(費用対効果が高い)ページを手動で指定し、入札単価を高く設定してしまう。こうすることでで後から参入してきた競合に

動画広告 (YDN GDN Google ディスプレイ広告)

手動ディスプレイ広告

表示される場所

youtube gyao

動画投稿サイトにも広告を表示することが出来ます。動画広告と言っても、必ず動画を制作する必要はありません。広告のタイプはテキスト・画像・動画どれもあります。まだ競合が少ない広告掲載場所です。

興味関心連動型広告 (YDN インタレストマッチ)

キーワードやサイト自体のテーマに関係なく、ユーザーが使用しているPC・スマートフォンなどの検索履歴や閲覧履歴からユーザーが興味を持っているテーマの広告を配信する方法。例えば、最近結婚式場を検索しているPCやスマートフォン・タブレットPCに結婚指輪や新婚旅行のキャンペーン広告などを配信することも可能。

表示される場所

yahoo関連サービス及びパートナーサイト

行動ターゲティング

yahooプロモーション広告 Google adwoeds facebook広告
PCやスマートフォンの利用者のプロフィール情報(yahooIDやフェイスブックのプロフィール)から対象者に合わせた広告を配信する方法。以下の条件は複数を組み合わせて表示することができる。

性別

男性・女性・不明

年代

facebook広告は1才毎に設定可能。例えば未成年に広告を表示しない。
例えば就職活動中の22歳~23歳にだけリクルートスーツの広告や、履歴書の写真修整、就活セミナーを表示するなどの細かな設定が可能。

地域

都道府県、市町村単位で表示可能
美容室や整体院などの地域ビジネスのほとんどは、表示地域を限定することで費用対効果が高い広告配信が可能。

曜日

特定の曜日が休日のターゲットに対して、ウィークデイと休日で別の広告を表示することも可能。

時間帯

1時間単位で広告の表示・非表示を選択可能
例えば深夜遅くに帰宅する職種の方がターゲットの商品は、競合の少ない夜中を中心に広告を多く表示させるなども可能。

学歴

高卒・大卒・卒業年度などによって配信先を選択可能

交際ステータス

独身・交際中・既婚・婚約中、全て・指定なし(未設定)から配信先を選択可能同じ30代女性でも、独身・交際中・既婚者で訴求ポイントの違う広告を配信することで費用対効果が高い広告配信をすることが可能。