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2014.04.28

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リスティング広告の運用しやすいキャンペーンの9つの分け方

今回からリスティング広告の運用に関するTIPS(ヒント)を書き連ねようと思います。

第1回目のテーマは『運用しやすいキャンペーンの分け方』です。

最初に申し上げますが、キャンペーンの分け方に正解はありません。キャンペーン名も自分が分かれば良いという感じで、適当に作っている担当者の方もいると思います。キャンペーン分けなどせず全部の広告グループを一つのキャンペーンに入れてしまっている初心者の方もいらっしゃるかもしれません。

今回はクライアント様のアカウント構築時に意識している諸々をヒントとして書いていきたいと思います。

具体例として周辺地域に配達をしているクリーニング店がリスティング広告を始める場合を例にアカウントの構築の手順を紹介します。

大前提としてリスティング広告のゴールはお客様からお申し込みをいただくことです。 電話とメールフォームでお申し込みいただける仕組みは既に完成していることとします。

基本は直感的に分かりやすく分ける

01. サービスや商品毎に分ける。

例)

  • クリーニング
  • 布団クリーニング
  • ダウンクリーニング
  • 長期保管プラン

まずはサービスによってキャンペーンを分けます。 サービスによって予算や広告の配信の季節などもざっくり把握出来るようにすると運用が楽です。

02. 広告の配信方法で分ける。

例)

  • 検索
  • ディスプレイ
  • ターゲット

配信方法によってお客様の見込み度が把握出来ます。 検索=クリーニング屋を探している人 ディスプレイ・ターゲット=潜在見込み客

03. デバイスで分ける。

例)

  • PC
  • スマホ
  • タブレット
  • モバイル

デバイスによって広告を配信する曜日・時間などもコントロールしていきます。 特に自社サイトがスマホユーザーの心を捉えているのかは今後重要になってきます。

04. テキスト広告とイメージ広告で分ける。

例)

  • テキスト広告
  • イメージ広告

05. キーワードの見込み度で分ける。

例)

  • クリーニング
  • クリーニング 笹塚駅
  • クリーニング

クリック率が高く成約率も高いキーワードと見込みは薄いが広くアクセスを集めるビッグキーワード を分けて管理することで予算管理がしやすくなります。

06. 社名・ブランド名で分ける。

例)

  • 株式会社ABC
  • 自社ブランド名

自社名で検索してくださるお客様は高確率で成約出来ます。他のキャンペーンと一緒にすると正 確な数値が分からなくなりますので分けた方が良いでしょう。

07. ターゲットの属性で分ける。

例)

  • 30代 女性
  • 40代 女性
  • 30代 男性
  • 40代 男性

属性によって広告文やキーワードを変えることで成果を上げることが出来ます。 利用するサービスにも特徴が出ることも多いです。もしある属性だけが非常に高い成果が出ること が分かればそこに予算と時間を集中投下します。

08. 特売・セールなどで分ける。

例)

  • ダウンコートクリーニング割引キャンペーン(3月1日~3月31日まで)
  • 春のクリーニング衣替えキャンペーン(4月1日~4月30日まで)
  • 布団クリーニング割引キャンペーン(6月1日~6月30日まで)
  • 開業40週年キャンペーン(9月1日~9月30日まで)

ある時期にしか配信しないことが分かっているキャンペーンなどは、まとめておくと配信開始・停止のスケジュールを設定出来ます。反応が良かった広告は翌年以降もスケジュールの調整だけで再利用出来ます。

09. リマーケティング

直近で自社サイトや、似たようなサービスの広告をクリックした人を追いかける広告ですので高い 成約が見込めます。他のキャンペーンとは分けた方が濃い見込み客を把握しやすくなります。

まとめ

キャンペーン分けの最終ゴールは、いかに成果を出すか?です。 リスティングのルールがどんどん変化する以上、運用のしやすい管理画面の作り方は日々変化し ていきます。 ここに書いたことをヒントに自社に最適な自分だけの答えを探してみてください。

リスティング広告の運用しやすいキャンペーンの9つの分け方